入居者の名義で、電気・ガス・水道を開設した場合、先ずデポジットの請求書が送付されてきますので、お支払い下さい。
(デポジットは退去後に清算され返金されます)
以降は、使用額支払いの請求書が定期的に送付されてきます。
オーナーの名義で、電気・ガス・水道が開設済みの場合、初回の光熱費の日割り清算をする必要(入居前までのオーナー使用分も入っている為)がありますので、初回のみ各請求書は当社までE-mail添付・FAX又はお持ち下さい。
当社で入居時点の各メーター記録をとっていますので、清算計算いたします。
尚、入居期間中もオーナー名義で送付されてきた光熱費の請求書により、入居者が支払う事になりますので、お気をつけ下さい。
・小切手を切り各社に郵送する。
・小切手、又は現金を直接各社の窓口で支払う。
・オートペイ(銀行口座からの自動引き落とし)
・銀行ATMでの支払い・郵便局、セブンイレブン・サークルKでの支払い。
・インターネットバンキングによる支払い。
各光熱費等の連絡先及び請求書が送付されてくる間隔。
・電気 香港サイド :毎月の請求
香港電燈:Tel 2555-4000
https://www.hkelectric.com/en
・電気 九龍サイド :2ヶ月毎の請求
中華電力:Tel 2678-2678
http://www.clpgroup.com
・ガス:2ヶ月毎の請求
TOWNガス:Tel 2880-5522
http://www.towngas.com/tc/Home
ガス会社の巡回検針は半年に一度しか来ませんので、ご自分で定期的にメーター記録報告が必要です。
やり方は簡単で請求書に書いてある24時間服務(2880-5522)に電話すると録音のアナウンスが流れますので、英語、広東語、北京語のいずれかを選択し、アナウンスに従い顧客番号とガスメーター度数をプッシュするだけです。
また、インターネットでも記録報告できます。
これをしておかないと、ガス会社の方で見込み予想した金額請求が毎回来てしまいますので、ご注意下さい。
記録報告をすれば清算計算され、次回の請求書から正確な使用料請求が届きます。
・水道:4ヵ月毎に請求書が送付されます。
香港政府水務署:Tel 2824-5000
http://www.info.gov.hk/wsd/index.htm
・電話:3ヵ月毎に請求書が送付されます。
PCCW:Tel 1000
http://pccw.com
HGC:Tel 1220
http://www.hgc.com.hk/Home/Index-en.html
オーナー宛、前入居者宛に郵便物がきましたら、オーナー住所まで転送、又は当社までご連絡下さい。
誤配郵便物や宣伝広告メールなどは、ポスト付近に設置されている誤配郵便箱に入れて下さい。
入居時の鍵は現状引き渡しが普通ですので、万一の防犯の為どれか1つでも交換する事をお勧めします。
(当社でも鍵の交換手配を承っております。)
香港の住宅の鍵はオートロック方式が多いので、うっかり締め出されてしまう事がよくある為、万一に備え、合鍵を会社等にも保管しておく事をお勧めします。
万一締め出されてしまった場合は、マンションの管理人に鍵業者の紹介を頼むか、当社まで連絡下さい。
開錠費用は普通のカギで、300~500ドルです。また、24時間営業しているカギ屋もございます。
【Kai Ming Lock Key Service Centre : Tel 2562-2871 / 9432-4556】(深夜は割り増し料金になります)
部屋の引渡し時ですが、香港の場合は日本の様に、業者クリーニングまで入いる事は少なく、基本的な清掃レベルでの部屋の引渡しが一般的です。
その為、細かいところまで見ると清掃が行き届いていない物件なども多く、オーナーにより清掃レベルがまちまちなのが実情です。
しかし、逆に日本の場合の様に、退去時に業者クリーニング費用を差し引かれる事は稀(基本的な清掃さえしておけば)
ですので、習慣の違いによる ケース バイ ケースとも言えます。
部屋の引渡し後、住み始めてから発見する部屋内の家具、家電などの備品を含めた、欠陥・破損などの不具合がでてくる事がよくあります。
入居当初の部屋の不具合などは、オーナーの責任で補修対応をしてもらえます。
緊急な修理が必要な箇所を除き、部屋内に欠陥、破損、不具合がないか、2~3週間ほど住みながら、よく気をつけて様子をみて下さい。
欠陥・破損が何箇所かみつかれば、オーナー側に報告し、まとめて修理依頼いたします。
また、補修を要しなかった箇所でもオーナーに報告し、退去時に入居当初からあった事がわかるよう写真を撮っておいたり、証拠記録として残しておきましょう。
入居当初の部屋のチェック及び補修依頼は、入居後一ヶ月以内には完了するようにして下さい。
気をつけてほしいのは、入居後しばらく経って、中には退去時にもなってから、この破損は入居当初からあったと言ってくる方が時々いますが、時すでに遅し、ですのでご注意下さい。
(入居当初からの不具合箇所でも、連絡が遅れますと修理費用の入居者負担になってしまう場合もございます。)
一般的に一部屋に2本程度の釘を打つのは生活必要限度ですので、大概問題ありませんが、多く釘を打ちたいとか、特に綺麗な高級内装の部屋の場合は、釘を打つ前にオーナーに確認をしましょう。
来訪者がエントランスより部屋番号を押すと、室内に設置したインターホンで話しができます。
インターホンのモニター又は室内のテレビ専用チャンネルの画面から、エントランスの来訪者を確認できます。
通常、インターホン本体にはロック解除ボタンと、管理人を呼び出せる非常警報ボタンがついています。
住宅の火災保険まで会社の保険でカバーされていない方、個人契約の方などは、万一に備え火災保険への加入をお勧めします。
当社でも住宅の損害等をすべてカバーした、日系保険会社との提携保険も取り扱っております。
ご希望の方はお申し付け下さい。
香港の賃貸物件は、投資目的で分譲マンションを購入したり、自分で住まなくなった部屋を賃貸に出したりしている、個人オーナー物件が中心です。
日本の場合は、棟ごとのまとまった部屋を所有するオーナー(大家)が、不動産屋や管理会社に管理業務を一括委託している物件がほとんどですので、入居中の部屋のトラブルなどの際、入居者の折衝窓口は、オーナーの委託代理である、不動産屋や管理会社になります。
しかし、香港の場合は、基本的に賃貸契約の当事者であるテナント(入居者)とオーナーの直接当事者間での折衝対応となります。
入居中の部屋のトラブルなどに対して、どこまで面倒をみてくれるかなどの対応の良し悪しは、実にオーナーの人柄しだい、折衝しだいで左右されるともいえます。
また、日本の住宅に比べ、まだ施工レベルが劣る香港の住宅では、様々な不具合などトラブルが発生するのが実情です。
ましてや部屋に家電に家具などの付帯設備まで、オーナーに付けてもらっている場合、その付帯設備の細かい故障まで合わせると、住んでいる間にトラブルに遭遇しない方が稀ともいえます。
当社でご契約させていただきましたお部屋に関しましては、オーナー自身や設備に問題がありそうな物件は、予めできる限り排除していますが、残念ながら香港の住宅レベルとしての問題でもありす。
ですので、入居期間中のオーナーとの関係は、なるべく良好に保つよう心掛けて下さい。これだけでも部屋のトラブル時など、オーナーの対応姿勢がかなり違ってきたりします。
当社では、入居者であるお客様とは、入居から退去までの「なが~いお付き合い」をモットーにしております。
当社でご契約いただいたお部屋に関しましては、トラブル発生時のオーナーとの折衝や修理業者手配など、お客様とオーナーの間を取り持ったアフターフォローサービスを無料にて、
できる限りのお手伝いをいたしております。
当社では、オーナーとの代理折衝、修理業者等の手配など、お客様からのご依頼をお受けするにあたり、以下の留意点だけは、ご了承の上、ご依頼をお願いいたします。
(どうしても、ご了承いただけないお客様に関しましては、以後のアフターフォローのご依頼をお断りさせていただく場合もございます。)
当社の仲介業者としての立場上(当社はオーナー側の代理ではありません)におきまして、お客様に代わり、オーナー側とトラブル解決に向けて、できる限りの折衝のお手伝いをいたします。
しかし、最終的にはオーナーがどこまで対応してくれるかにかかりますので、お客様のご依頼に添えかねる事もございますこと、ご理解をお願いいたします。
修理等の業者(特に家電メーカー)の手配予約は、ウェイティングも多く、お客様から修理依頼の連絡を受けてから早くても翌日、通常2・3日後、日曜・祝日をはさんでしまうと、1週間近く後になってしまう事もあります。 「とにかく早く、当日か翌日までには業者手配をしてくれないと困る」 といった要求をされるお客様もよくいらっしゃいます。
ご不便なお気持ちもわかりますが、緊急を要する場合のトラブル以外は、特別に手配予約のウェイティングを早めてもらう事はできません。(修理代をオーナーに持ってもう場合は、オーナーへの了承連絡を取る時間も更に要します)
香港の業者は時間にルーズですので、連絡もなく予定時間より1~2時間遅れる、或いは早く来てしまう、といった事は日常茶飯事です。
当社では業者の手配予約は、極力時間厳守で要請していますが、当日の修理業者スタッフの時間のコントロールまでは、当社ではできません。
香港タイムといわれる所以ですので、修理当日は心に時間の余裕をもってお待ち下さい。
当社では、お客様に代わり修理業者の手配アレンジはいたしますが、修理費用の立替払いまでは、原則いたしておりません。
修理費用をオーナーが持ってくれる場合は、修理終了時に一旦お客様が業者へ立替払いし、後日オーナーより返金するケースが一般的です。
当社のメインエリアである、タイクー地域におきましては、どこよりも迅速で細やかなアフターフォローが可能となっております。
緊急性のあるトラブルが起こった時も、タイクー地域内なら、すぐにお部屋まで駆けつけられます。
立会いの必要性が高いと思われる修理の時などは、お客様宅で一緒に立会いいたします。
お客様の修理依頼によっては、簡単に修理・交換など対処できそうなケースの場合、お部屋まで確認に お伺いするようにしています。
実際、当社に寄せられる修理依頼の3割ほどは、室内設備の使い方や交換の仕方が解らなかったり、間違えていたりする、業者手配の必要ないケースなのです。
こういったケースの場合、もし業者手配していれば、当然オーナーに修理費用は請求できず、お客様の自己負担になってしまいます。
そういった事を未然に防ぐ為にも、当社では業者手配する前に、時間の許す限りお部屋にお伺いし、簡単なトラブルであれば、私どもで対処いたしております。
賃貸契約書にも明記されている事ですが、家具・家電を含めた部屋の良好な維持・管理などのメンテナンスは使用者である入居者側の責任義務(老朽化など合理的と思われる消耗、故障、破損は除く)が原則です。
部屋の構造的部分(目に見えない壁内側の給水パイプ・配電設備など)は、オーナー側の責任負担範囲となっております。
実際のところ、入居者とオーナー側のどちらに修理負担責任があるかは、明確にならない場合も多く、入居経過期間や使用状況にもより、負担割合など両者の相談になるケースも多いです。
以下の表は、入居からの経過時期や破損箇所により、入居者とオーナーの修理費負担割合の参考表です。
あくまでも平均的な負担目安ですので、入居者とオーナーのどちらが修理負担するのか困った時の参考基準としてみてください。
部屋の内装・設備・備品は、通常使用による汚れや、経年経過による故障、自然消耗はオーナー負担分野になります。
(テナントの責任による破損、故障があきらかな場合は除きます)
香港のトイレの水は、一般的に海水を使用している為、配水パイプやタンクの消耗が激しく水漏れトラブルの原因になっています。
また、排水パイプも細い為、排水の詰まりも起こりがちです。
対策としては、排水口に直接ゴミや髪の毛が流れこまない様、市販されているアミ等をつけたり、定期的に薬品を使って掃除することによって、かなりのトラブルが防げます。
通常、壁の内側の配水パイプなど、構造的な部分の水漏れ修理は、オーナー側の責任範囲で、トイレの給水タンク内の消耗的な故障、水道パッキン部分の水漏れ等の簡単な修理は入居者側の責任範囲になります。
◆水回りの注意点として、下記事例をあげましたので、くれぐれもご注意して下さい。
香港のマンションは、断水になる機会が多い(定期的なタンクの清掃や漏水トラブルなど)のですが、断水中に水道の蛇口を開けたら、必ず閉め忘れないようにして下さい。
ウッカリ詮を閉め忘れて外出してしまい、その間に水道の供給が再開された為、水があふれ出してしまい(シンクの排水口の流れが悪かったり、食器など物でふさがっていたりすると)部屋中が床上浸水してしまう、といったトラブルが時折ございます。
断水時は、くれぐれも蛇口の閉め忘れにお気をつけ下さい。
バスタブにお湯をはり入浴する場合は、お湯をかけ流し状態での入浴は絶対にやめて下さい。(香港のバスタブは、日本のバスタブのように毎日入浴できる仕様に設計されておらず、排水機能がとても弱いです)
バスタブの水抜き口(浴槽の前方側面に付いている、水位調節の排水口)から大量に水が溢れでると、排水しきれなかった水は、浴槽下にある僅かなプールスペ-スに溜まってしまいす。
そして、その許容量を越えてしまうと、バスタブに接している周囲の床や壁まで大きな浸水破損を受けてしてしまう事があります。
ですので、入浴時は湯船の水位にも気をつけて、水抜き口から水がなるべく溢れ出ないよう入浴して下さい。
湯船につかる習慣のある日本人宅に、特に多いトラブルですので、くれぐれもお気を付け下さい。
バスルームのシャワーヘッドとホースは、消耗品の部類に入ります。使用しているうちに水漏れしたり破損した場合は、入居者自身での交換負担になります。
ホース、ヘッドの規格は、ほとんど同じで、スーパーなどでも安く売っておりますので、ご自分でも簡単に交換できます。
バスタブの排水口を上下して開閉する栓は壊れやすく、一度壊れると修理できないケースが多いので気を付けましょう。
(シャワーを使用している時に誤って、上がっている栓を踏み付けて、壊してしまうケースがよくあります)
修理不可の場合は、市販のゴム栓を買って使用して下さい。(既に入居当初から栓が壊れている物件もよくあります)
特に築10年を超えるあたりからの物件で、給排水パイプの漏水トラブルが増えてきます。
水周り付近の壁や床の変色などに気づきましたら、早めにオーナー又は当社までご連絡下さい。
パイプの漏水は入居者の責任ではありませんが、オーナー側への報告が遅れ放置した為に、床・壁などの破損が広がってしまった場合などは、入居者責任を問われる場合もございますので、ご注意下さい。
水道・トイレ給水は、メンテナンス・清掃の為、定期的な断水があります。
また、トイレの給水は海水使用ですので、水道の断水とは別々に行われます。
トイレは給水は、同じ棟内で給水パイプの水漏れ修理時にも止められる為、けっこう断水は多いです)
また、断水中の電気給湯器は、必ずスイッチをOFFにして下さい。
(ON状態にしていますと、断水が終わった直後の給水再開時に、錆や異物が流れ込み、詰まりや故障の原因になります)
定期的な断水は、事前にマンションロビーの掲示板やエレベーター内などに通告(NOTICE)が貼りだされます。
(トイレの急な水漏れ修理による断水時は、通告(NOTICE)が無い事もあります)
トイレタンクの下から水が滴り落ちてきたり、便器内でチョロチョロと少量の水が流れっぱなしになった場合などは、給水タンクのフタを開け、中を確認してみて下さい。
丸いボール型のプラスチック製フロートが浮かんでいるタイプであれば、簡単な伸縮調節で直ります。(マンションの断水等により、タンク内の水圧変動が原因の水漏れの場合)
また、このタイプのトイレタンクは、レバーのチェーンが切れた場合も、自分で簡単に交換できます。
香港のトイレは一般的に海水を使用していますので、たまには給水タンク内の掃除をしないと悪臭を放つような事もあります。
トイレ(パイプも細いため)は詰りやすいので、トイレットペーパー以外は絶対に流さないでください。(トイレットペーパーでも流す量が多かったりすると詰まってしまう事があります)
詰まった時の為に、市販の詰まり除去するラバーカップを一本常備しておくと良いでしょう。
また、ラバーカップは、浴槽やキッチン・洗面台の排水口の詰まりにも効果てきめんです。
これ一本で、大抵の詰まりは対処できます。
あまり使わない排水口(キッチン・バスルーム壁と床の間あたりにある)は、ほっておくと悪臭の原因にもなります。
排水口の下は、S字パイプ(臭い返しといいますが、S字になったパイプ部分に水が溜まり、下から臭い(空気)が逆流してこない様、水で蓋をする構造になっています)になっており、パイプ内の水がなくなると、排水口本管の臭いが上がってきてしまいます。
対策としては、使用していないバスタブの排水口及び壁と床の境目にある排水口へ、2週間程毎に漂白剤を混ぜた水を500ml程注ぎ込みます。
香港の電圧は200V以上の高電圧です。
各部屋の電気容量も多いとはいえない為、電気製品を同時にたくさん使用すると、ブレーカーが落ちやすくなります。
また、一つのコンセントにタコ足配線を多くすると、コンセントが火を噴き、焼け焦げてしまうといった、危険な場合もございますのでご注意下さい。
電気のブレーカーボックスは、通常キッチン室内か納戸部屋に設置されていますので、ブレーカーが落ちた時にそなえて、予め場所の確認をしておきましょう。
電気給湯器のメインスイッチを常時ONのままにしていると、故障を起こしやすくなるので、使用時以外はOFFにするよう心がけてください。(特に断水の日は必ずOFFを忘れずに)
換気扇(バスルーム・キッチンの窓についている)のスイッチを入れても、作動しなくなった場合は、まず電源コンセント内のヒューズが切れていないか確認して下さい。
切れていれば、同アンペアのヒューズに交換してください。
また、換気扇も香港の高湿度の為か、一日中つけっぱなしにしている方がいますが、これも故障・破損の原因ですので、寝ている夜間などは停止したり、使用頻度もほどほどにしましょう。
部屋の付帯設備である家電製品のメンテナンスは、基本的には使用者である入居者の責任範囲(老朽化による消耗、故障は除く)ですので、お取り扱いには十分留意して下さい。
もともと入居時から古かった製品の故障などはオーナーに強く修理、交換も要求ができますが、それ以外はオーナーとの交渉次第です。
照明器具の電球は消耗品ですので、入居者ご自身での電球交換する事になります。照明器具は様々なタイプがありますので、入居の際は電球交換の仕方も確認しておきましょう。
交換の際、電球根元のネジ込み部分が老朽消耗の為、錆び付いたりして照明器具から取れなくなり、電球のガラス部分だけ切断され、根元部分が取れなくなってしまう事がよくあります。
そんな場合は、ペンチで切断された電球根元の淵を挟み回せば、簡単に取り去る事ができます。
電球を交換する時は、安全の為に必ずスイッチはOFFにしておこなって下さい。
キッチン、バスルームの照明はダウンライトが多いです。
電球交換をする時は、カバー外枠をつまんで、下に引き下げます。
電球交換をしても点灯しない等、照明器具自体の破損・故障の場合は、オーナー側の負担範囲にもなりますので、修理又は交換の相談になります。
電球交換にさいし、脚立が必要な場合、大概のマンションではロビーの管理人に頼めば、貸し出してくれます。
1年のほとんど長時間使用しますので、フィルターはマメに1ヶ月に一度位の割で掃除をしましょう。
電気代の節約にもなります。
フィルターが埃などで汚れていると、冷えない、送風口からの水漏れの原因にもなり、冷却ガスの消耗も早めます。
フィルター掃除の仕方
エアコンの送風口から、水漏れする事がよくあります。
自分でできる対応策としては、
①マメにフィルターの掃除をする。
②ドライ機能を長時間使用しないようにする。(香港は湿度が高すぎる為、冷房機能の低温設定で使用する方が適しています)
③室外機の排水ホースの位置が手の届く範囲で見えるようでしたら、ホースが所定の排水口にちゃんと接続されているか、何か詰まっていないか確認する。
上記の方法でダメな場合は、業者手配になります。
多数年使用している内には、エアコン本体内のクリーニングの必要性もでてきます。
これは専門業者を要しますので、部屋の更新時に更新条件としてオーナーにリクエストするのも得策です。(入居当初時にひどく汚れていた場合を除き、入居期間中に業者クリーニングを頼みたい場合は、入居者負担が一般的です)
エアコンの室外機から階下に水滴が落ちて、クレームがくる場合がよくあります。
そうした場合は通常オーナー側の負担で、トレーを設置する等の修理をしてもらいます。
単身赴任者に多いのですが、エアコンをつけっぱなしで、何日間も出張で部屋を留守にされる方がいます。
当然これは、エアコン機能の消耗も早めますし、万一の事故の原因にもなりかねませんので、やめてください。
香港は一年とおして暑い時期が長いので、家庭の電気代ではエアコンが占める割合が、一番大きいです。
エアコンの使用頻度で電気代もだいぶ違ってきます。
ドラム式洗濯機の場合はドラム式専用洗剤(どこのスーパーでも売っています)をご使用下さい。
また、液体洗剤の方をお勧めします。
粉洗剤は、洗剤投入口に固まりが残りがちで、給水時の水漏れ原因となります。
日本メーカー洗剤の使用も泡だちが良すぎて、水漏れなどの原因になります。
定期的(3・4ヵ月に1度位)に排水フィルタ-の掃除をしないと、水漏れ・脱水ができない等のトラブルが起こります。
(ポケットから出し忘れた異物などが、フィルターに詰まった事が原因の場合もあります)
通常の機種は洗濯機前面の右下辺りに、筒状のフィルタ-が挿入されている入り口があります。
(排水フィルターを抜く時、残水が出てくる場合がありますので、トレイやタライを用意して行って下さい)
ドラム式洗濯機の場合、洗濯終了後は1分程は安全装置が作動しており、洗濯機のフタを開ける事ができません。
それを知らずに無理やりフタを開けようとして、フタのノブなどを壊してしまう方が、たまにいますのでお気をつけ下さい。
ネットに洗濯物を入れて洗濯する場合は、ドラム内で均等に回転するよう、ネットを何個かに分けて入れて下さい。
例えば、大きい洗濯ものネットを一個だけですと、ドラムが偏った回転をしてしまい、故障の原因になり、ひどい場合いはドラムの回転軸が折れてしまう事もありますので、ご注意下さい。
乾燥機一体型の場合、乾燥できる衣類の規定容量は洗濯容量の半分です。(例えば規定洗濯容量が6kg 乾燥容量が3kg
の機種の場合、乾燥も6kg容量いっぱいで長期間使用していると故障しやすくなります)
洗濯と乾燥を通してする場合は、必ず最初から洗濯容量の半分の衣類を入れて回して下さい。
ペットで犬を飼っている方の洗濯機で、乾燥機能が故障するケースが増えています。
ドラム式はペットの毛が排気口に詰まりやすいので、毛が多く付いた洗物は避けて下さい。
日本の桶式洗濯機の使用留意点としては、給水ホースが接続されている給水口のフィルターに錆や異物がつまり、給水量が減少してしまう事がよくあります。
断水メンテナンス直後の給水開始時に起こりがちなのですが、ホースを外し給水口のフィルターに詰まった異物を取り出せば簡単に解決します。
洗濯機のドアパッキンの内側ですが、汚れが溜まりやすく、黒カビも付きやすいです。
黒カビは通常洗剤では落としにくいですが、漂白剤で落とす事ができます。
ドアパッキン 漂白剤での落とし方 動画
ガス代にはガス設備のメンテナンス料も含まれていますので、ガスレンジや給湯器具は、ガス会社が無料で修理・点検を行なってくれます。
修理にあたり部品交換が生じた場合だけ、次の請求書に部品代が加算されてきます。
ガスレンジのトラブルでい多いのが、バーナーキャップの目詰まりによる、点火不良や不完全燃焼です。
長期間バーナーキャップの掃除をしないと、湯こぼれカスや焦げカスが詰まりだしますので、定期的に掃除をしましょう。
オーナー側に修理代を請求するつもりで、修理を手配する場合には、必ずオーナー側に連絡し同意を得ておきましょう。
(緊急の場合は除く)
同意を得ないで、修理代を後から請求しても、拒否されたり修理代の全額を出してくれない場合がよくあります。
(オーナー自身で修理業者を手配すれば、もっと安くできた等の理由が多いです)
設備の修理を業者手配したら、故障ではなく、たんなる使い方を間違えていたり、電源やスイッチを入れ忘れていただけ、というケースが結構あります。
その場合でも業者の出張費用(約300ドル前後)は当然請求されますので、入居者の自腹出費となってしまいます。
業者手配する場合は、その辺をよく気をつけて、ご依頼下さい。
香港の修理業者に対して、日本人入居者から良く聞く「クレームのトップ3」を挙げてみました。
①連絡もなく予約時間どおりに来ない(2・3時間の誤差はあたりまえ)
②土足のまま部屋に上がり込もうとする
③作業終了後、汚れやゴミの後片付けもせずに帰ってしまう。
以上、日本では考えられない事なのですが、これが香港のお国柄としての実情ですので、驚かないようご了承下さい。
修理をめぐって困ったり、オーナーと揉めた場合などは、お気軽に当社にご相談下さい。
当社では、お客様のご依頼があれば、オーナーとの折衝、業者の代理手配など、入居中の様々なアフターフォローのお手伝いもいたしております。
香港のマンションは、密閉度が低い窓が多く、台風や大雨の時には、窓やエアコンの隙間から雨水が部屋の中に吹き込み、水浸しになるケースは珍しくありません。
台風や大雨の接近が近づいた時は、窓の戸締りはもとより、雨風の吹き込みを防ぐ為、窓枠・エアコンの枠下にタオルを挟んだり敷いたりして対処しておくと、万一の浸水被害を防ぐのに役立ちます。
バスルームの換気扇のふたが外側に付いている、紐で開け閉め型は、この様な天候の場合、ふたを閉め忘れないで下さい。大風で換気扇のふたが吹き飛ばされてしまうケースがよくあります。
香港は高温多湿の為、不潔にしておくと直ぐに大量発生します。
1年に1回位、定期的にペストコントロール(害虫駆除)を業者依頼したり、又、スーパーなどでもバルサンも売っているので、自分で焚いても効果があります。
・常時、室内を清潔に保つ。
・エアコン、掃除機のフィルターはマメに掃除する。(フィルターが汚れているとカビやダニを撒き散らします)
・マメに換気扇を回す。(特に浴室でのシャワー・入浴後、キッチンでの調理後は長めに回す)
・除湿機と除湿剤を効率的に併用する。
・部屋を暫く空ける際は、各部屋の四隅に除湿剤を置いておくと効果があります。
・もし、壁にカビが発生してしまったら、漂白液を含めたタオルで拭くと良いようです。
(ペンキの塗り壁の場合は強く拭くと、ペンキが剥げてしまうので気を付けて下さい。)
・市販の臭い消しの重曹スプレーを吹き付けても効果がある様です。
隣や上下階の部屋からの騒音がひどい場合の対処法
・管理人にクレームを入れ、注意しに行ってもらう。
・管理事務所へ依頼し、騒音元の部屋のメールポストに自粛を頼む内容レターを入れてもらう。
・香港の法律により、深夜11時以降の騒音の場合は、警察にも通報可能です。
通報すれば、すぐに注意をしに出動してくれます。
ゴミ類の出し方
通常どこのマンションもゴミ捨て場は、各フロアーの非常階段エリアに隣接して設置しています。
・大まかに通常ゴミ類、缶類、ビン類、紙類、プラスチック類に分別されており、24時間いつでも捨てる事ができます。
・粗大ゴミは、椅子ほどの大きさまでなら出す事ができますが、大きな家具家電などは、マンション所定の粗大ゴミ置き場まで運ばなければなりません。
(マンションの掃除スタッフにチップを渡し、運んでもらう事も可能です)
・香港にはゴミ捨て専用袋はありませんが、たいていのマンションでは、月一回毎にゴミ専用袋を無料配布(メールボックスに投函又は管理人から受け取れます)しています。
契約満期による退去
退去予定が決まりましたら、オーナー及び当社にもご連絡下さい。(オーナー宛に退去通知レターは必要ありません)
当社では、退去に伴う各種の解約申請、オーナーへの物件引渡しの立会い等のお手伝いもいたしております。
途中解約による退去(2年の1年フィックス1年オプション契約の場合)
解約予定日前(通常2ヶ月前)までに、オーナー宛に退去通知レターを発送しなければなりません。
会社契約であれば、カンパニーレターに部屋の住所・退去する旨・退去予定日などを明記上、会社印とサイン権者のサインをして、書留郵便でオーナー宛に送付します。
(退去通知レターに決まったフォームはございませんが、ご希望でしたら、当社にサンプルフォームもございます)
退去通知サンプルフォーム
尚、当社にも退去予定が決まりましたら、ご連絡下さい。
退去予定日の1~2ヵ月前にしておきたい準備
電気・ガス・水道の清算、解約
名義がオーナーの場合は、退去日にメーター検針をして日割り清算をしますので、一番最近に支払った各光熱費の請求書の控えを準備しておいて下さい。
名義がテナントの場合は、弊社で解約申請を代行いたしますので、弊社まで一番最近に支払った各光熱費の請求書コピーをお送り下さい。
各デポジットは、最終月の使用代と差し引き清算され、解約から約1ヵ月以内にテナント名義の小切手で返送されます。
それまでは、小切手を入金できるよう銀行口座は閉じないで下さい。
(銀行口座を閉じてしまった場合は、各窓口まで行き本人身分証明を提示し、現金で返金してもらう事も可能です)
電話・ケーブルTVは解約を申し込んだ日より1ヵ月間は料金支払いが生じますので、1ヵ月以上前の早い時期に解約申請が必要です。
香港内での引っ越しの場合、郵便局に新住所転送の申し込みを行えば、一定期間内に旧住所に届いた郵便物を転送してくれます。
(3ヶ月間136ドル・その後半年間172ドル、 申し込み用紙は郵便局、及び当社にもございます)
郵便転送申請書フォーム
当然の事ですが、退去日には基本的な掃除は必ずしておいて下さい。
掃除をしておかないと(特に水周りの汚れや、換気扇の油汚れなど)クリーニング代を請求される場合もございます。
掃除代行をご希望の場合は、弊社でご紹介もいたしております。
部屋の引き渡しの際は、現状復帰が原則です。 部屋設備の破損や付帯している家具、家電設類に破損等が有る場合、(老朽化や自然消耗的な破損は除きます)テナント側の過失責任によるものであれば、
レンタルデポジット(敷金)から相応の修理代を差し引かれる場合がございます。
もし、心配な破損等がありましたら、退去日前に当社へご相談下さい。
実際、香港の場合は、日本の様に退去時に業者クリーニング代から補修代と、強制的に差し引かれ、敷金がほとんど戻らないといったケースは稀で、よっぽどの汚れや破損がなければ、敷金はほとんど戻ります。
部屋の更新をご希望の場合は、当社まで御一報下さい。
新たな家賃設定に伴う各種オーナーとの交渉、契約事務等(当社では更新手数料として、新家賃の25%をいただいております)を承ります。
そして、引き続き入居期間中のアフターフォローのお手伝いをさせていただきます。